2026/05/02
Sherry Night’s(0004)
カウンター越しに グラスを回して君の指先が 少しだけ揺れるシ...
窓際の席に揺れる
街灯りと 君の髪
「寒くない?」ってその一言
胸の奥が また熱くなる
グラス越しに見える君は
少し大人びて見えて
何気なく笑うたびに
夜がゆっくり溶けていく
ねえ こんな静かな時間
前は少し怖かった
誰かを好きになるほど
失うことも知るから
だけど今は違うんだ
君が隣にいるだけで
傷ついた昨日さえ
優しく思えてしまう
君を見つめてる
君を見つめてる
このシェリーみたいに
深く染みこんで
君を抱きしめる
君を抱きしめる
言葉にしなくても
伝わる気がした
遠い音楽 流れる店
グラスの氷が 小さく鳴る
君が話す未来のこと
なぜだろう 嬉しくなる
強がるくせも 不器用さも
今は全部 愛しくて
遠回りした恋だから
こんな夜に辿り着けた
ねえ 君のその横顔
見てるだけでわかるよ
寂しさを隠してたこと
笑顔で誤魔化してたこと
だから今夜はこのままで
何も急がなくていい
シェリーの甘い余韻みたいに
ゆっくり近づけばいい
君を愛してる
君を愛してる
静かな声のまま
何度でも言うよ
君を愛してる
君を愛してる
この夜が終わっても
そばにいたいんだ
グラスの底で
揺れる灯りみたいに
ふたりの時間だけ
消えないでいて
最後のシェリーを
飲み干したあとも
君のぬくもりだけ
胸に残ってる